1. コラム

青灯

海事プレスの記者陣によるコラム。

2024年4月9日

【青灯】トレード変化とハブ港

◆コンテナ物流のトレードパターンが変化しつつある。現在は中国から欧米への輸送が圧倒的に多くなっているが、生産拠点の東南アジアへのシフトや、インドの台頭などにより、中国出しのシェアが続き

2024年4月8日

【青灯】その後の脱炭素化対応

◆日本最大の国際海事展「Sea Japan」が、いよいよ今週東京都内で開催される。10日(水)〜12日(金)の会期に先駆けて、訪日した海外企業などによるセミナーやパーティーといった続き

2024年4月5日

【青灯】市場を変えるテクノロジー

◆多くの企業で入社式が行われた4月1日は、自分自身がその場にいた当時のことを思い出す日になる。それから20余年。人に会い、話を聞き、記事にする。記者の基本動作はこの間、変わらないが続き

2024年4月4日

【青灯】乗合タクシーで実感した人手不足

◆先週末に法事で両親の実家がある滋賀県を訪れた。現地集合だったので、朝一の新幹線で東京を出発し、法要が始まる時間ギリギリに着く計算で、両親からは「駅にタクシーが停まっていないことも続き

2024年4月3日

【青灯】エネルギー移行期に描く未来図

◆先日発表されたサウジアラビアでの『ドラゴンボール』テーマパークの建設計画。首都リヤド近郊で開発中の“遊ぶこと”に特化した都市プロジェクト「キディヤ・シティ」の敷地内に建設されるも続き

2024年4月2日

【青灯】iPhone的革新を待つ

◆今年のお正月、実家に帰省したついでにスマートフォンを機種変更した。数年前に購入したiPhone11をまだ使うと言い張ったが、両親から「もし壊れて連絡が取れなくなったら困る。前もっ続き

2024年4月1日

【青灯】1986年から見た造船業

◆話題のテレビドラマ『不適切にもほどがある』が先日最終回を迎えた。主人公たちが1986年と現代の間を行き来し、昭和と令和のギャップを浮き彫りにする、タイムトラベルもののドラマだ。4続き

2024年3月29日

【青灯】海事分野を支える弁護士

◆連載「海事分野の弁護士」を1月にスタートした。海事分野を専門とする法律事務所を1つずつご紹介するこの連載を始める際に少し心配だったのが、どの事務所も業務内容はあまり変わらないため続き

2024年3月28日

【青灯】「Sea Japan 2024」

◆日本最大の国際海事展である「Sea Japan」が4月10日〜12日に開催される。15回目となる今回は「クリーンエネルギー」をテーマに掲げ、業界の新たな航路を探るという。海事プレ続き

2024年3月27日

【青灯】誰も取り残さないデジタル化を

◆私の両親は数年前にリタイアし、九州の片田舎でのんびりとした生活を送っている。2人とも70歳前後で健康面は問題なく元気に暮らしているが、時折記者宛てにヘルプ依頼が来る。それは決まっ続き

2024年3月26日

【青灯】フィンランドの水光

◆2020年、コロナ禍真っ只中で巣ごもり需要が拡大した。例にもれず私も快適な在宅時間を過ごすべく、部屋の模様替えをするなど家の中を見直した。その中で食器集めという新たな趣味を見つけ続き

2024年3月25日

【青灯】万が一の備え

◆先日、自宅に都が発行する防災ブックが届いた。日常生活の中で取り組める防災行動が示されている「東京くらし防災」と、防災に関する知識をさらに深めるための「東京防災」の2冊セットで、こ続き

2024年3月22日

【青灯】インドにとってのインド洋

◆ソマリア沖・インド洋では海賊による商船の乗っ取り、拿捕が活発化している。今月には石炭を積載して航行していたハンディマックス・バルカーが小型ボートで接近してきた海賊の襲撃を受け乗っ続き

2024年3月21日

【青灯】運ぶ手間暇で示せること

◆「これはある意味、経済合理性の無さで権力を示しているのかもしれない」。先日、とある古墳の前でそのようなことを思った。 ◆旅行で奈良県を訪れた。お目当ては、長年の夢だった東大寺二続き

2024年3月19日

【青灯】「働き方改革」をしてみたら

◆「物流の2024年問題」は、時間外労働時間の上限を年960時間とする内容で、それに伴って輸送に影響が出る可能性を懸念するものだ。適用開始の4月を前に、これへの対応はさまざまだ。国続き

2024年3月18日

【青灯】タグボートの代替燃料は

◆脱炭素化や環境負荷の低減に向けて、船舶の次世代の燃料を検討する取り組みが進む。タグボートの分野でも、代替燃料へのシフトを図る動きが国内や海外で出てきている。先日、海外メディアでは続き

2024年3月15日

【青灯】自然災害との向き合い方

◆フェリーに限らずスローな旅をするのが近年の趣味となっている。先日は上野から仙台まで新幹線ではなく、JR常磐線を使って北上した。常磐線沿線にはいくつかの港がある。茨城港、小名浜港、続き

2024年3月14日

【青灯】修繕業のいまを伝える

◆本紙別冊特集号として明日発行予定の「修繕ドックガイドブック」。このガイドブックは、バラスト水処理装置、SOxスクラバーのレトロフィットへの対応という船主にとって大きな課題を前に、続き

2024年3月13日

【青灯】積極的に手を挙げる

◆企業などから発出されるプレスリリースを本紙で取り上げることが多々あるが、発表者の意図はいくつかに分類されるように思う。「自社の製品・サービスなどをPRして販売促進や集客をしたい」続き

2024年3月12日

【青灯】DX時代の建造量回復は

◆新造船市場で船台不足の傾向が色濃くなる中、本紙でも造船所の新造船建造量や建造能力を取り上げることが増えている。IHSマークイットのデータに基づく統計(旧ロイド統計)では、23年の続き