自営事業のさらなる積み上げで利益拡大
川崎汽船・明珍社長＜上＞、ＬＮＧ船など投資増額

　川崎汽船の明珍幸一社長は本紙インタビューで、2023年度の業績を踏まえて現行中期経営計画の最終年度の26年度の経常利益目標を当初の1400億円から1600億円へ引き上げたことについて「自営事業をさらに積み上げるべきだという機運が高まり、コンテナ船事業を700億円に据え置いたが、自営事業を200億円上積みして900億円とした」と説明したうえで、「中計の進捗に手ごたえを感じる一方で、積み上が...